www.smiyasaka.com  は、2022 年 11月から Oracle LInux 8.X にOSを変更しました。

CentOS-7.X DVD からインストール手順



使用した OS は、DVD に焼き付けた CentOS-7-x86_64-DVD-XXXX.iso です。

CentOS-7-x86_64-DVD-1810.iso の場合、インストール画面が改訂されている事とネットワーク
(イーサネット)の設定方法の内 ネットワークの[オン]を設定前にすると設定することが出来な
くなっています。 注意してください。

以下に、簡単ですが手順を忘備録としてまとめてみました。参考にしてください。
   ( 7.5, 7.6, 7.7 も インストールの手順は同じです。)

① CD/DVD ブートで、DVDを入れて、起動する。

  初期画面の説明と支障時の対策

1行目 Install CentOS 7
( インストールまたは既存のシステムのアップグレード。)
( CentOSをグラフィカルインターフェイスでインストールする。)
2行目 Test this media & install CentOS 7
( 基本のビデオドライバーでシステムをインストールする時。)

通常のインストールは、1行目の選択でしますが、画面の表示の関係で支障が出る場合は、
2行目を選択してインストールをしてください。
( こちらでインストールした方が、表示文字が大きいので見やすいと思います。)
私の場合、PC のスペックが低いので、2行目を選択しました。

② しばらくすると「 Troubleshooting 」のタイトル画面が表示します。

1行目の install CentOS 7 in basic grapfice mode が選択されている事を確認して
[Enter]キーを押す。

③ しばらくすると「 Starting Installer,one moment... 」のタイトル画面になり、
画面の下に下記の文字が書込まれたグリーンの帯が表示します。

   anaconda 1:main 2:shell 3:log 4:…………

   --->  [1]キーを押します。

「WELCOME TO CENTOS 7.」の画面が表示する。
ここで、インストールする言語を指定します。
サイドバーを少し下げます。

   --->「日本語 Japanese」を選択すると、右側の欄に「日本語(日本)」と
表示し、タイトルも日本語「CENTOS 7 へようこそ」に変わります。

   --->  [続行(C)]をクリックする。

「インストールの概要」の画面が表示する。

   --->  「インストール先(D)」をクリックする。

「インストール先」の画面が表示する。
   「ローカル標準ディスク」にチェックマークが付いていた時には、

   --->  [完了(D)]をクリックする。

   「ローカル標準ディスク」にチェックマークが付いていない時には、

   --->  「ローカル標準ディスク」を選択する。チェックマークが入ります。
   --->  [完了(D)]をクリックする。

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インストール済みの システムを消去する方法は、下記の手順通りです。

⑥-1 「インストール先」の画面で、「パーティション構成を行いたい(I)」にチェックを入れる。

   --->  [完了(D)]をクリックする。

⑥-2 「手動のパーティション設定」の画面が表示する。
インストール済のシステムは、左側中央付近に、太字で表示します。

   --->  「システム名」をクリックする。

⑥-3 インストール済のシステムのパーティションの構成がシステム名の下に表示されます。

   --->  左側下の[-]をクリックする。

⑥-4 「○○○にあるすべてのデータを本当に削除してもよいか?」が表示します。
   ○○○は、HDD のデバイス名です。
   2行目のチェック欄にチェックを入れます。( 総てを削除するため。)

   --->  [削除します(D)]をクリックする。

⑥-5 インストール済みのシステム名が、消えます。
   --->  左側上部の文字「・ここをクリックして自動的に作成します(C)。」をクリ
ックする。

⑥-6 画面の内容が新規に構成されたパーティション情報になります。
   この画面では、各パーティションのサイズの変更ができます。

   --->  [完了(D)]をクリックする

⑥-7 「変更の概要」が表示します。

   --->  [変更を適用する(A)]をクリックする。

   ここからの次の手順は、⑨へ行きます。

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「インストールオプション」の画面が表示する。
   新規インストールなので

   --->  「領域を確保する(R)」をクリックする。

「ディスク領域の確保」の画面が表示する。

   --->  [すべて削除(A)]をクリックする。

「インストールの概要」の画面に戻ります。

   --->  「ネットワークとホスト名(N)」をクリックする。

「ネットワークとホスト名」の画面が表示する。

画面右上の[オフ]をクリックする。
( CentOS-7-x86_64-DVD-1708.iso の場合は、設定終了後[保存]をクリックすると勝手に
[オン]なります。)

  
この時、必ずネットワークに接続して置いてください。先に進めなくなります。

   ローカルの IPアドレスが割り付けられます。
   ここで、固定の IPアドレスを設定します。

   --->  画面右下の[設定(O)]をクリックする。

   「enp2s0の編集」の窓画面が表示する。
   enp2s0 は、PC の環境によって変わります

   --->  [全般]タブをクリックする。
   --->  [この接続が...]にチェックを入れる。

   ---> [IPv4のセッティング]のタグを選択する。
   ---> 方式(M)の欄、「手動」を選択する。

   --->  [追加(A)]をクリックする。

  1.    [IPアドレス]・[ネットマスク]・[ゲートウェイ]を設定する。
   ex.    192.168.0.77    24      192.168.0.1

  2.    [DNSサーバー(D)]を設定する。
   ex.    192.168.0.1
   --->  [保存(S)...]をクリックする。

  3. 画面左下の「ホスト名」を設定する。

    --->  左上の[完了(D)]をクリックする。

「インストールの概要」の画面に戻ります。

--->  「ソフトウエアの選択(S)」をクリックする。

apache は、http-2.4.27 のバージョンを使用するので「ベーシックWebサーバー」でなく
「最小限のインストール」にチェックを入れてください。

なお、「最小限のインストール」でのインストールは、多くの不足パッケージがあるので、
再起動後に yum -y groupinstall で不足パッケージをインストールします。

   --->  「最小限のインストール」にチェックを入れる。
   --->  「開発ツール」にチェックを入れる。

    ---> 左上の[完了(D)]」をクリックする

⑪-1 CentOS 7.2.1503 の場合、   --->  「セキュリティツール」にチェックを入れました。

⑪-2 CentOS 7.2.1503 の場合は、
   「KDUMP」 がありますのでそのまま有効のまま左上の[完了(D)]」をクリックしました。

  
現在「セキュリティツール」,「KDUMP」は、7.3 から何もしていません。

「インストールの概要」の画面に戻ります。

画面上に
>△に! マークが付いた表示が無いか確認する。
ある場合は、未設定項目なので設定をする。

   --->  画面右下の[インストールの開始(B)]をクリックする。

「設定」の画面が表示する。

   --->  [rootパスワード(R)]をクリックする。

「rootパスワード」の画面が表示する。
   「パスワード」の欄「確認」の欄にパスワードを設定し

   --->  [完了(D)]をクリックする。
  >     ( 弱いパスワードの時 )

「設定」の画面に戻ります。

   --->  [ユーザーの作成(U)]をクリックする。
   「フルネーム(F)」の欄にユーザー名を設定する。
   「このユーザーを管理者にする」にチェックを入れる。
   「パスワード」の欄「確認」の欄にユーザーのパスワードを設定し
   --->  [完了(D)]をクリックする。
      ( 弱いパスワードの時 )

「設定」の画面に戻り、インストールが、開始します。

「インストール完了」の画面が表示する。
   --->  画面右下の[再起動(T)]をクリックする。

⑱ 再起動後は、GNOME(テキスト入力モード)だけの画面になります。


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